放射線治療専門医試験2019-1
一次試験に落ちてしまい今年も放射線科専門医試験をうけるちょびです!
放射線治療専門医試験についても準備するために1問/1日ペースでコツコツやろうと思い、まとめとしてブログ始めました。
調べるのに時間がかかりすぎるものは一旦保留として一次試験後に更新予定です!
放射線治療専門医試験2019-1
線量体積ヒストグラム(DVH)で誤っているのはどれか。1つ選べ。
a 微分型表示がある。
b 複数の治療計画の比較に用いる。
c 直列臓器にPRVマージンを付与して評価する。
d 最大線量の近似値としてD98%を用いることがある。
e 積分(累積)型表示での相対的評価ではその領域全体を100%で表示する。
a 微分型表示がある。
⇒○、あんまりというか、まったく使ったことがないですが、表示自体は可能みたいです。結局積分表示の傾きのことだから、積分DVHでなんとなくわかるし、評価としてV○とかD○とかは積分の表示でみないといけないので。
b 複数の治療計画の比較に用いる。
⇒○、IMRTにするメリットがあるか評価するためにコンベの照射とDVHで勝負させたり、IMRTプラン物理士さんが作ったのと比較したりしています。
c 直列臓器にPRVマージンを付与して評価する。
⇒○、脳幹・脊髄とかにPRVマージンつけてDVH評価しています。
d 最大線量の近似値としてD98%を用いることがある。
⇒×、体積の98%(ほぼ全体)に当たる線量なので、PTVの全体がどのくらいの線量でカバーされているかを評価する。最大線量の近似値はD2ccとかD2%で評価。
e 積分(累積)型表示での相対的評価ではその領域全体を100%で表示する。
⇒○、絶対的評価は体積(cm3)での評価なのであっていると思います。